秋田県の空き家0円物件(差し上げます・無料)の探し方と注意点

秋田県の空き家0円物件(差し上げます・無料)の探し方と注意点

秋田県では、0円の空き家・土地を集めたサイトにこれまで27件の掲載がありました。一戸建ての住宅が16件、店舗やアパートなどが4件、土地が7件です。住宅のうち3件は掲載から9日で成約していて、秋田市の2件は、建て替えができないとされていました。この記事では、0円物件サイトに秋田県で掲載された27件を、1件ずつ詳細ページと説明文まで確認して集計しました。あわせて、掲示板サイトの0円の投稿の条件、空き家バンクの価格帯、秋田県と湯沢市・潟上市・藤里町の補助の扱いも確かめました。その結果をもとに、秋田県で0円の空き家を探す方法と、譲り受ける前に確かめたい点をまとめます。

目次

秋田県の0円物件の実例(27件)

0円の空き家・土地の掲載に特化した「みんなの0円物件」を2026年10月4日に確認したところ、秋田県でこれまでの掲載は27件でした。状態の内訳は次のとおりです。

状態件数
成約済み17件
取引中止5件
募集中3件
受付停止2件

成約した17件の、サイトの表示による掲載から成約までの日数は9日から311日で、中央値は59日でした。掲載は2022年が6件、2023年が4件、2024年が8件、2025年が4件、2026年が確認時点で5件です。

掲載のある市町は15で、北秋田市・秋田市・潟上市が各3件、湯沢市・横手市・にかほ市・大館市・鹿角市・大仙市が各2件、小坂町・美郷町・仙北市・能代市・八峰町・藤里町が各1件です。

区分件数状態
一戸建ての住宅16件成約済み8件・取引中止4件・募集中3件・受付停止1件
店舗・事業用・アパート(店舗兼住宅を含む)4件成約済み4件
土地7件成約済み5件・取引中止1件・受付停止1件

建物が付いた20件は、建物の用途で住宅と店舗などに分けました。居宅と作業場が並ぶ家や、平屋の居宅と作業所がある家は住宅に、店舗兼住宅や元旅館、元アパートは店舗などに数えています。

住宅は16件、9日で成約した家が3件

一戸建ての住宅16件のうち、成約したのは8件で、成約までの日数は9日から311日(中央値49.5日)でした。築年の欄に年が書かれた14件は、1951年から1983年の建物です。年間の固定資産税は、書かれていた7件で7,500円から56,734円でした(最も高いのは、居宅と作業場、畑をまとめた物件です)。説明文や設備の欄に汲み取り式のトイレと書かれた家は4件ありました。

9日で成約した3件

  • にかほ市の居宅と作業場:居宅は2010年から空き家で、2006年に水回りを改築したと書かれていました。作業場は知人に年6万円で貸していると書かれていました。
  • 潟上市の平屋(2LDK):2023年5月ごろまで貸家だった家で、5年ほど前に屋根を交換した一方、外壁の一部が破損していて応急処置をしていること、壁や床に軟らかい箇所があることが書かれていました。「ノークレームノーリターン」が条件でした。
  • 秋田市の2階建て:下の節で説明する、建て替えができないとされていた家です。

秋田市の2件は建て替えができないとされていた

秋田市の住宅は3件の掲載があり、3件とも成約しています。そのうち秋田駅から車で10分から14分ほどの2件は、どちらも建て替えができないと書かれていました。

  • 秋田駅から車で10分ほどの家(40日で成約):「リフォームは可能ですが、再建築はできません。」と書かれていました。車が入れる場所から30mほど奥にある家です。
  • 八橋運動公園の近くの家(9日で成約):「自宅は道路に面しておらず、舗装された歩道しか通っていません。」とされ、駐車場はなく、「リフォームは可能と思いますが、建て替えは不可と思われます。」と書かれていました。

建物を建てるには、原則として建築基準法上の道路に敷地が接している必要があります(1件目の家は、建て替えができない理由までは書かれていませんでした)。0円でも、建て替えができない家は、今の建物を直して使い続けることが前提になります。気になる物件は、市の建築の窓口で建て替えの可否を確かめましょう。もう1件の秋田市の家(311日で成約)は、秋田市の市街地まで車で45分ほどかかる平屋と作業所で、畑・原野・山林を含めて2,299㎡ありました。

住宅で確かめたいこと

  • 中に入れるか:北秋田市の平屋(81日で成約)は、家の中に荷物が残っていて処分してほしいこと、鍵が手元になく、中に入るには壊すか取り換えることになると書かれていました。
  • 登記と境界:能代市の2階建て(取引中止)は相続の手続きが済んでおらず、登記の後に引き渡すとされていました。不動産会社に相談したところ、解体費用が土地の売却代金を上回ると言われたそうです。八峰町の家(取引中止)は、筆界が決まっていない土地と書かれていました。
  • 冬の水回り:潟上市の家(受付停止)は、掲載時は所有者が住んでいて7月以降に空き家になるとされ、冬は水止めをする必要があると書かれていました。

確認時点で募集中の家は3件

2026年10月4日の時点で募集中だったのは、湯沢市・潟上市・藤里町の家の3件です。

  • 湯沢市の2階建て(1981年築、2025年11月掲載):1階45.36㎡・2階28.35㎡の小さな家で、土地は539.29㎡です。「家の状態が悪くなる前に、住んでいただける方を探しています。」と書かれていました。
  • 潟上市の2階建てと納屋と畑(2022年3月掲載):1968年築の2階建て(未登記)と1957年築の納屋、畑がまとめて譲られます。空き家になって15年以上が経ち、家財もそのままで、「老朽化が進んでいると思われます」と書かれていました。畑を含むため、農地の取得には農業委員会の許可が必要になります。
  • 藤里町の2階建て(1966年築、2026年6月掲載):風呂場の水漏れとお風呂のガス設備の故障があり、修理が必要とされていました。トイレは汲み取り式で、残置物がありますが、雨漏りはないと書かれています。駐車スペースは約4台分あり、名義変更などの手続きは譲り受ける人の負担とされていました。

掲載は変わることがあるので、最新の状態は物件のページで確かめましょう。

店舗・旅館・アパートなどは4件、4件とも成約

店舗や事業用の建物、アパートの4件は、4件とも成約していて、成約までの日数は11日から260日でした。

  • 横手市の元小料理屋(11日で成約):1階が小料理屋、2階が住まいだった1977年築の店舗兼住宅で、「大きく改修が必要かと思います」と書かれていました。
  • 仙北市の古い倉庫(21日で成約):法人が持っていた宅地に古い倉庫が建っている物件で、登記費用は譲り受ける人の負担とされていました。
  • 美郷町の元旅館(83日で成約):法人が持っていた元旅館で、解体するか、維持管理して使う人に優先して譲りたいとされていました。未登記の増築部分がある可能性も書かれていました。
  • 鹿角市の元アパートと家屋(260日で成約):以前は温泉つきのアパート(12LDK)で、2019年まで温泉を引いていたそうです。もう1棟の家屋は、かなりリフォームしないと住めないとされていました。

土地は7件、田は「大仙市に住む農業従事者」に限るとされていた

土地7件は、宅地4件、田・山林・原野が各1件でした。

  • 大仙市の田(156日で成約):793㎡の田で、農業委員会が大仙市に住む農業従事者でなければ譲渡を許可しないと言っている、と書かれていました。土地改良区の負担金が年2,000円程度かかるとされています。
  • 北秋田市の山林(26日で成約):274㎡で、道路に面していない土地でした。
  • 大仙市の宅地(受付停止):82.69㎡で、物件の特記に接道の問題と相続があり、相続登記はまだ済んでいないとされていました。
  • 横手市の宅地(取引中止):資材置き場のプレハブがあり、積雪で屋根にいくつか穴が開いていて、水道は引いていないと書かれていました。

農地を取得するには、原則として農業委員会の許可が必要です。0円でも、農地は譲り受けられる人が限られることがあります。

掲示板サイトの0円・10円の投稿は手数料などの条件を確認

掲示板サイトのジモティーで、秋田県の不動産を「譲り」と検索すると、2026年10月4日の時点で61件(受付終了の投稿を含む)と表示されました。1ページ目で受付終了の一覧より前に並んだ投稿は11件で、そのうち0円と10円の8件を投稿ページまで確認しました。

  • 0円のマッチングサービスの投稿(潟上市3件・五城目町2件):5件とも同じ0円物件マッチングサービスの投稿でした。タイトルには、物件価格は0円でも成約時に別途マッチング手数料がかかると書かれていて、金額は165,000円が2件、220,000円が2件、330,000円が1件(いずれも税込)でした。本文には、登記費用(30,000円〜)や税金もかかると書かれています。土砂災害警戒区域にある家屋(2件)、一部を貸し出して小作料を受け取っている田、相続登記の手続き中で雨漏りなどの損傷がある家屋、土地改良区の賦課金が50,000円と書かれた田もありました。
  • 10円の家(男鹿市・大館市の2件):訳あり不動産の買取再販を営む事業者の投稿で、2件とも司法書士は売主が指定するとされていました。男鹿市の家は登記費用を売主が負担するとされる一方、増築部分に未登記があり、境界は明示しないとされていました。大館市の家は、傾きや腐食の箇所があり、下水道は汲み取りと書かれていました。
  • 0円の土地・建物(鹿角市の1件):「事務所利用予定がなくなったため、土地・建物について無償で譲り渡します。」という投稿で、先着で申し込んだ人を優先するとされていました。費用の記載はありませんでした。

残りの3件は、価格の欄が60万円と100万円の投稿と、タイトルに300万円とある投稿で、投稿ページまでは確認していません。0円や10円の投稿でも、手数料や登記の費用がかかります。価格だけでなく、取得までにかかる費用の合計を確かめましょう。五城目町に移住する場合の移住支援金は、五城目町の移住支援金はいくら?「関係人口」ルートがある制度で解説しています。

空き家バンクで探す

アットホームが運営する「空き家バンク」のサイトには、秋田県から19市町村が参加していて、2026年10月4日に売買物件を確認すると302件が表示されました。多いのは大館市(89件)、能代市(42件)、小坂町(40件)です。

  • 種類は、戸建てが248件、土地が52件、事業用(一棟)が2件でした。
  • 価格が100万円以下の物件は58件(戸建て48件・土地10件)でした。
  • 0円の物件はありませんでした。最も安いのは北秋田市の戸建て(8LDK、築年月と面積は不明)で、価格は10万円でした。次いで北秋田市の戸建てが17万円、能代市・八峰町・藤里町の戸建てが各30万円でした。
  • 価格が「相談」の54件と、価格の表示がない2件は、価格を確認できていません。

募集中の家がある3市町は、アットホームのサイトでは湯沢市が9件、潟上市が2件、藤里町が2件でした。潟上市の空き家バンクは、登録事業者と媒介契約を結んだ空き家が登録される仕組みで、所有者との直接の交渉はできないとされています。

秋田県と湯沢市・潟上市・藤里町の補助は、制度ごとに使えるかを確かめる

当サイトで確認した秋田県と、募集中の家がある湯沢市・潟上市・藤里町の制度は、次のとおりです(確認日は2026年10月4日。ほかの市町村の制度は確認していません)。

自治体・制度制度の内容0円で譲り受けた場合の扱い
秋田県(住宅リフォーム推進事業・中古住宅購入型)子育て世帯と移住・定住世帯が、中古住宅を購入(2親等以内の親族からの購入を除く)して2025年10月1日以降に所有権を取得した場合のリフォームに、費用の30%(上限60万円、18歳以下の子と県外から転入する移住世帯は90万円)申請に購入した中古住宅の売買契約書の写しが必要。0円で譲り受けた家は対象にならないと考えられる
秋田県(住宅リフォーム推進事業・持ち家型など)「持ち家」(自分か配偶者が所有して住む住宅)のリフォームに、18歳以下の子と同居する子育て世帯は20%(上限40万円)、断熱・省エネ改修は10%(上限8万円)、水害対策の防災減災改修は50%(上限8万円)。移住・定住世帯の定着回帰型は、移住者(県外から県内に移る人で、県外に3年を超えて住んだ後に戻る人や、県内に住んだことがない人)やその家族が所有する住宅のリフォームに20%(上限40万円、18歳以下の子と転入は60万円)。県内に本店がある業者、工事費50万円以上(防災減災は10万円以上)、原則として工事の着手前に申請、補助の申請は一の住宅につき原則1回限り、2027年3月12日までに完了報告、予算がなくなり次第終了購入の条件はない。0円で譲り受けて所有者になり住む場合は、対象になる可能性がある。定着回帰型は、リーフレットでは「実家に戻る移住世帯等」向けとされ、県のQ&Aでは実家に戻る場合や相続などで住宅を取得した場合などに使えるとされている(無償で譲り受けた例は書かれていない)。各地域振興局の建築課に確かめる
湯沢市(空き家改修事業補助金)市の空き家バンクに出された空き家を購入か賃借して改修する移住者(市外に1年以上住んで転入1年未満の人や転入予定の人)に、改修費の2分の1(購入は上限100万円、中学生以下の子がいる世帯は120万円。賃借は50万円)。工事費20万円以上、市内の登録業者、交付決定前の着工は不可、5年以内に住まなくなると返還。所有者やその配偶者の法定相続人や、会社の業務命令による一時的な転勤などで移住する人は対象外対象は「購入」か「賃借」で、申請に売買契約書か賃貸借契約書の写しが必要。0円で譲り受けた家は対象にならないと考えられる。また、0円物件サイトの湯沢市の家が市の空き家バンクに出ているとは限らない
湯沢市(克雪住宅推進補助金)自分が住む一戸建ての屋根の雪対策工事に、克雪化改修(30万円以上)は15%(上限25万円)、雪下ろしの安全対策は2分の1(上限6万円)。空き家・借家は対象外、交付決定前の着工は不可、受付は2027年2月26日までで予算に達したら終了購入の条件はない。住み始めた後の自宅の工事なら対象になる可能性がある。市に確かめる
湯沢市(空き家などの解体の補助3種)特定空家等、危険度の高い空き家、倒壊した家屋の解体費の2分の1(所有者は上限50万円・25万円・50万円)。家財の処分費は対象外、解体後の相談は対象外売買の条件はない。対象は所有者など。譲り受けた家を解体したいときに、解体の前に市に確かめる
潟上市(住宅リフォーム補助制度)市に住む人の持ち家のリフォーム(50万円以上、市内業者)に、18歳以下の子ども2人以上とその親の子育て世帯(持ち家型)20%・上限20万円、中古住宅を購入する子育て世帯30%・30万円、市内の実家などに移住する世帯20%・40万円、中古住宅を購入して移住する世帯30%・60万円中古住宅購入型は「購入」が前提。持ち家型に購入の条件はないが、2026年度分は予算残額0円(8月25日時点)で終了。翌年度の受付は市に確かめる
藤里町(移住定住支援事業)空き家バンクの物件の家財処分費の2分の1(上限10万円)、空き家バンクの家屋の改修費・購入費の2分の1(改修は上限100万円、購入は50万円。40歳未満の世帯員がいて5年を超えて住む人)、県外からの移住の引っ越し代(上限5万円、3年を超えて住む人)。移住は在学期間を除き3年以上県外に住んだ後の転入で、所有者と申請者が3親等以内の場合は対象外家財処分と改修・購入は、空き家バンクの物件で売買か賃貸借の契約が成立していることが条件で、0円で譲り受けた家は対象にならないと考えられる。引っ越しの助成には購入の条件はない。町に確かめる

県の中古住宅購入型、湯沢市の空き家改修、藤里町の家財処分・改修は、購入や賃貸借の契約を前提としていて、0円で譲り受けた家は対象にならないと考えられます。一方で、県のリフォームの持ち家型(子育て世帯向けは18歳以下の子との同居が条件)や湯沢市の克雪住宅の補助は、自分が所有して住む家が対象で、購入の条件はありません。0円で譲り受けて住む場合は、工事の前に県や市町の窓口に確かめましょう。湯沢市には若い世帯の住宅取得の補助もありますが、新築住宅だけが対象で、中古住宅は対象になりません。また、湯沢市の空き家改修の要綱は2026年3月31日までに見直すと定めていて、確認したページの更新は2024年4月1日でした。最新の条件は市に確かめてください。

なお、県がまとめた市町村の支援制度の一覧(2026年4月1日現在)では、湯沢市と潟上市に、木造住宅の耐震診断・耐震改修や浄化槽の設置などの補助の印があり、湯沢市には住宅リフォームの補助の印もあります。これらは当サイトでは条件を確認していないため、上の表には入れていません。築年の古い家や、汲み取り式の家を譲り受ける場合は、あわせて市町に確かめましょう。

東京23区に住んでいたか通勤していた人が移住する場合など、条件を満たせば国の移住支援金を使える市町村もあります。しくみは移住支援金とは?で解説しています。

0円でもかかる費用

物件が0円でも、次の費用がかかります。

  • 登録免許税:無償で譲り受けた(贈与による)所有権の移転登記では、固定資産税評価額の2%です。
  • 不動産取得税:有償か無償かに関わらず、取得した人にかかります。税率や、かからない場合(免税点)の条件は、県の税務担当の窓口で確認してください。
  • 贈与税:個人から無償で譲り受けた場合は贈与にあたり、その年にもらった財産の評価額の合計が110万円を超えると贈与税がかかります(110万円以下ならかからず、申告も不要です)。法人から無償で譲り受けた場合は、贈与税ではなく所得税がかかります。
  • 司法書士への報酬・マッチングの手数料:登記を依頼する場合や、マッチングサービスを使う場合にかかります。司法書士を売主が指定する物件もあります。
  • 農地・山林の負担:土地改良区の負担金や賦課金がかかる田もあります。
  • 解体・改修・固定資産税:古い建物では改修や解体の費用がかかり、毎年の固定資産税もかかります。

みんなの0円物件の利用規約でも、登記費用や固定資産税の精算金などの実費は、物件を取得する人の負担となる場合があると定めています。税金の詳しいしくみは空き家を手放したい人へ|0円で譲る方法と手順の「譲るときの契約・登記・税金」の節で解説しています。0円物件のしくみや注意点は、空き家0円物件(差し上げます)とは?探し方と注意点もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q1. 秋田市に0円で譲ってもらえる空き家はありますか?

2026年10月4日の時点で、0円物件サイトの秋田市の掲載は3件で、3件とも成約済みでした。そのうち秋田駅から車で10分から14分ほどの2件は、建て替えができないとされていました。アットホームの空き家バンクのサイトには秋田市の物件が15件ありましたが、0円の物件はありませんでした。

Q2. 0円で譲り受けた家に、県や市町の補助は使えますか?

当サイトで確認した県の中古住宅購入型、湯沢市の空き家改修、藤里町の家財処分・改修の補助は、売買や賃貸借の契約が条件で、0円で譲り受けた家は対象にならないと考えられます。一方、県のリフォームの持ち家型や湯沢市の克雪住宅の補助は、自分が所有して住む家が対象で、購入の条件はありません(県の持ち家型の子育て世帯向けは18歳以下の子との同居が条件です)。ほかの市町村の制度も含め、契約や工事の前に窓口に確かめましょう。

Q3. 秋田県の空き家を手放したい場合はどうすればいいですか?

市町村の空き家バンクに登録する、0円物件サイトに載せる、隣の土地の所有者に譲るなどの方法があります。湯沢市には危険な空き家の解体費の補助もあります(解体の前の相談が必要です)。手順や税金は空き家を手放したい人へ|0円で譲る方法と手順にまとめています。

まとめ

秋田県では、0円物件サイトにこれまで27件の掲載があり、一戸建ての住宅が16件、店舗やアパートなどが4件、土地が7件でした。住宅のうち3件は9日で成約した一方、秋田市の2件は建て替えができないとされていて、鍵がない家や相続の登記が済んでいない家もありました。確認時点で募集中の家は湯沢市・潟上市・藤里町の3件です。当サイトで確認した県と市町の補助では、購入が前提の制度は0円で譲り受けた家には使えないと考えられますが、自分が所有して住む家のリフォームや屋根の雪対策の補助は、世帯などの条件を満たせば対象になる可能性があります。現地を見て、建て替えの可否や改修の費用まで含めて見通しを立てておきましょう。

参考情報

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